DADGADでアイリッシュフィドルチューン

DADGADでアイリッシュフィドルチューン

DADGADでアイリッシュフィドルチューン

DADGADチューニングでギターを演奏することに慣れるため、Amazonで一冊購入した。

『Fiddle Tunes in DADGAD』(Doug Young著)

これがなかなか素晴らしい楽譜で、ただ単にDADGAD演奏になれるという目的を超えて、DADGADギターでアイリッシュハープっぽく弾くという新しい演奏方法まで教えてくれる優れた本だった。

アイリッシュハープの音色の特徴は、すべてが開放弦であること、弦が音階順に並んでいること、ミュート奏法が少ないこと、等から来る、鳴りっぱなしと多弦共鳴であろう。この音色をDADGADギターで真似ることができるのだ。

DADGADチューニングの特徴の一つは、開放弦でDが3つ、その倍音のAが2つ、という共鳴ギターであることだ。それぞれの弦が共鳴して、多重多層な音が鳴るチューニングなのだ。これに加えて、G弦とA弦という隣り合った音階が隣接していること。5弦の7フレット、4弦の4フレット、3弦開放、2弦開放、でミファ#ソラの音が鳴る。4弦開放のレの音もつないでレミファ#ソラ、続いて4弦9フレット、3弦6フレット、1弦開放でシド#レ。なるべくミュートしないように順に鳴らしてみると、まるでアイリッシュハープの音色になった。

souji

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