Day: June 5, 2017

カポ7マジック

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カポタストを7フレットにつけると、ギター全体の音の高さが5度あがる。 1フレットが半音一つだから、7フレットは半音7つだ。半音7つ=5度だからだ。 例えば一番低いE弦は、E→F→F#→G→G#→A→A#→BとB弦になる。EADGBEは、BEADF#Bになる。 このカポ7の特徴は、音がキラキラすること。私はこれをカポ7マジックと呼んでいる。 さてこのカポ7だが、アイリッシュとの相性がとても良い。 アイリッシュ音楽で頻出するコードは以下の7つだが、これらが押さえやすいのだ。 G、Am、C、D、Em、A、Bm  5度上がっているということは、コードフォームは5度下のものを弾けばよいということだ。 つまり、こんな感じ。 (弾きたいコード)  (コードフォーム) G  C Am Dm C F D G Em Am A D Bm Em 全て見慣れたコードフォームで簡単だ。3日もやれば慣れるだろう。 ポイントとなるのはベース音の場所で、レの音は6弦10フレット、ソの音は5弦10フレット、ラの音は4弦の開放(7フレット)、シの音は6弦の開放(7フレット)、ドの音は4弦の10フレットと6弦の8フレットにあることさえ覚えておけば、思い出すのに苦労もないだろう。